2009年07月12日 [記事URL]
マッサージとは指で体をほぐすテクニックで、整体とは関節に直接働きかけるテクニック。いずれも健康や美容にも効果のある手技ですが、最近では、マッサージと整体の区別が無くなって来ている。と言うか、マッサージを整体と呼び、整体をマッサージだと思っている人が結構、たくさんいらっしゃる。という事です。これは、あんま・マッサージ・指圧師の方々の民各資格でマッサージを行なっている人達への目が益々厳しくなってきてるからだと思います。しかし、このようにマッサージを整体と呼ぶ事は、結局、お客様からの信頼を失う事になるのではないでしょうか?実際にマッサージとは、按摩・マッサージ・指圧師のみが行なえるものであって、民間資格の方が業務で行なえるものはマッサージではない。と言う事を明確にお伝えする事も必要なのではないでしょうか?この辺りの事は、それぞれの立場があり、明確に、またお互いに理解しあうことは難しい事ですが、当学院では、私が按摩・マッサージ・指圧師の免許を持っているので、私が今まで行なってきたマッサージ、すなわち経絡マッサージをお教えしていますが、実際に、生徒さん、すなわち無資格のセラピストが、仕事をする際には、マッサージと言う言葉を使わないようにと指導しています。しかし、いつかこのあいまいな部分に対してある程度の区切りをつける必要を私も感じていますが、やはりこれには政治の力が必要なのかもしれません。この問題に真剣に取り組んで下さる方が出て来る事を期待しています。
日本ボディーケア学院
2009年07月12日 [記事URL]
マッサージは体をほぐすテクニック、整体は関節に直接働きかけるテクニック。と、昨日もお伝えしましたが、今日は、もう少し整体とマッサージの違いをしっかりお伝えする必要性についてお話しておきたいと思います。当学院で経絡マッサージ、そして免疫整体(PNFストレッチ整体)と言うものがあるのですが、ある生徒さんが入学後、第2回目の講座の最後に「あの~、いつになったら経絡マッサージを教えて頂けるのでしょうか?初日から整体の練習ばっかりなのですが・・・」私は、その質問を聞いて、全く何を言っているのか分かりませんでした。そこで、椅子に座り、じっくりその生徒さんが伝えたい事を聞きました。実は、この生徒さん、当学院に入学する前に、ある整体学校に入学していたそうなのですが、そこでは、当学院の経絡マッサージに似たようなテクニック、すなわち肩をもんだり、ツボを押したりするテクニックを学んでしたそうです。そして、これが「整体」と、思っていたそうです。どう考えても、その生徒さんが学んでいたものは「マッサージ」です。しかし、そのスクールでは、それを「整体」と言って教えていたのです。だから、その生徒さんは「経絡マッサージは体にいいらしい。リピート率も高いらいしい」と、誰かから当学院の噂を聞き、経絡マッサージとは、何か詳しくは分からないけれど、既に整体をマスターしているので、今度は、マッサージをマスターしたい。と思って当学院に入学して下さったのですが、その人は、マッサージと整体の区別が全くついていなかったのです。以前のスクールがその事を詳しく話さなかったばっかりに、その生徒さんは、マッサージのスクールを2軒も渡り歩く、事になってしまったのです。しかし、その後、その生徒さんは全てを理解する事ができ、気を取り直し、また、新たな気持ちで経絡マッサージをお勉強して下さって、最後は、本当に上手いセラピスのなって下さいました。
日本ボディーケア学院
2009年07月11日 [記事URL]
マッサージの役割は、本来は痛みやコリを軽減するために活用されるものですが、今ではマッサージはキュアの一分野から、ケアそして、リラクゼーションのテクニックとして広く知られるものとなりました。マッサージを行なうに当たってはもちろん、体の事や骨の事、そして、基礎的な疾病の知識も必要だと思いますが、マッサージはもっと一般の方にも近いものであってもいいのではないでしょうか。日本には昔から孫が祖父母の肩にマッサージする事は当たり前の光景でした。また、マッサージは元々キュアの役割だけではなく、コミュニケーションのツールとしても活用されていたのです。しかし、マッサージの活用範囲が、さらに大きくなってきたからとって、マッサージを活用する方々が、マッサージの基本知識をマスターし、それを活用する場面、また範囲をしっかり理解するという事が、さらに大切になって来ると思います。実際、今ではエステティックをはじめ、ボディーケアという分野も広がり、◎◎マッサージと言うものが巷に溢れています。また同時に、多くの方々が、これらのサービスを求めていらっしゃる事もまた事実です。そこで、今後は、マッサージを学び、またそれを活用しようと考えている人達、そして、実際にそれらを既に活用している人達も、自分の活躍する範囲を一個人の立場ではなく、ケア、またリラクゼーションの分野で活躍する一人として、考え、また節度を持って活動する必要があると、私は強く思っています。
日本ボディーケア学院
2009年07月10日 [記事URL]
マッサージは治療という側面とリラクゼーションという側面があります。しかし、マッサージで治療という言葉を使うのは間違いです。この「治療」という言葉は本来、ドクターのみが使える言葉なので、マッサージを行なう人は、「施術」(せじゅつ)と言う言葉を使わなければなりません。但し、今回、マッサージの活用法について解説するために、あえて「治療」という言葉を使う事をまずご了承ください。さて、マッサージは筋肉をほぐす事によりまず血行がよくなります。血行が良くなる事により、コリや疲労も回復してゆく事ができるので「治療効果」を得る事ができるのです。その効果を得るためには、正しく筋肉にアプローチするテクニック、それを正しく実践するために骨や筋肉の付き方なども学ぶ必要があります。しかし、マッサージの治療効果を高めるためには、もっと大切な事があるのです。それは、マッサージを受けてくれるパートナーの事を深く思いやる気持ちなのです。「私のマッサージで少しでも楽になって下さいね」「私のマッサージで、あなたを癒してあげたい」そのような相手を思いやる気持ちが大切なのです。また、その気持ちがダイレクトにマッサージを受けてくれているパートナーに伝わるのがマッサージの面白いところであり、また、怖いところでもあるのです。という事は、あなたの大切な人に、あなたの思いを伝えたい時は、マッサージは凄く役に立つことを覚えておいて頂きたいのです。これは絶対、お伝えしたマッサージコミュニケーションとも深く繋がるところなのです。
日本ボディーケア学院
2009年07月09日 [記事URL]
マッサージでコミュニケーションがスムースに行く事をあなたはご存知ですか?マッサージは、人との体に触れないと始まりませんね。この当たり前と思える事が、実はコミュニケーションをスムースに行うために、とても役に立つのです。なぜなら、マッサージとは、手で体に触れてもらうことを誰もが知っているからです。例えば「マッサージしてあげましょうか?」と聞いて「ええ、お願いします」と、答えた人に、マッサージを行なった時「あなた!勝手に人の体に触れないでください!」なんて事は誰も言いませんからね。そうなんです。マッサージを受ける、また、マッサージをしてもらうと言う事は、最初から体に触れられるという事は織り込み済みなのです。これが「マッサージでコミュニケーションがスムースに行く」という大きな理由の一つなのです。ところで話は少し変りますが、現代の日本人は、本当に人と人の触れ合いが少なくなってきたように思います。そのせいで、今まではあまりなかったような悲しい事件が頻繁に起こっているのではないでしょうか?多くの人が、幼い頃から、いえ、大人になっても、人の温もりを直接感じる事ができれば、そんな悲しい事件は起きたりしないのではないでしょうか?欧米では、握手したり、互いにほっぺにキスをしたりする事は当たり前です。また、それをしながらお互いの温かみを感じているわけですが、日本には相手の温かみを感じ取る習慣はほとんどありません。子供の頃は、大人が子供を抱きしめる事は普通に見られる光景ですが、大きくなると全くそのような光景を見る事はありません。その代わりに、日本ではマッサージをそのツールに使ってみてはどうかと私は思っているのです。
日本ボディーケア学院
2009年07月08日 [記事URL]
マッサージを行う時のポイントはたくさんありますが、一番、大切なマッサージのポイントは「心地よさ」だと、私は思います。マッサージを受けている人が「あ~いい気持ち」という感情を持つ事ができなければ、いくらマッサージのテクニックがうまいマッサージセラピストでも、お客様からの支持を受ける事は難しいと思います。では、どうやって「心地よさ」を伝える事ができるのでしょうか?それは、「相手を思いやる気持ち」だと私は思っています。こんな事を書くと「精神論」みたいになってしまうのですが「こうしてあげれば、きっと喜んでくださる」という事をいつも考えながら、マッサージを行なおうとする、その気持ちこそ「心地よさ」に繋がるものではないでしょうか?また、違う見方をすれば、「こうしてあげれば、きっと喜んでくださる」という事を考えようとしていないマッサージセラピストは、いくら努力しても、多くの方々から支持されるマッサージセラピストになる事は、難しいと言う事です。さて、当学院では、マッサージの知識や技術だけではなく、ビジネスの事もお話しますが、本当のポイントは、「心地よさ」を与えるために「こうしてあげれば、きっと喜んでくださる」という事を、お客様の立場に立ち、考える事が出来るかどうかという事になるのですが、ただ、スクールの立場でいうと、この事を強調すればするほど、立派な考え方を持っているスクールと言って頂けるかもしれませんが、それだけを強調し、指導させて頂くと、お金を得る事に否定的なマッサージセラピストを作る事にもなってしまうのです。この辺りのバランスが取っても難しいのです。
日本ボディーケア学院
2009年07月07日 [記事URL]
マッサージの基本を知る事は、マッサージを行う上でとっても大切な事です。では、今回はマッサージの基本についてお話しましょう。まず、ここであなたに質問があります。マッサージの目的は何だと思いますか?それは、末端まで行った血液をできる限りスムースに、そして迅速に、心臓へ戻す事を
サポートする事です。人間の元気のバロメーターは、やはり血液循環だと私は思っています。
心臓がドックンと、血液を押し出すと凄いスピードで末端まで届きますが、末端から心臓まで戻るのは、
重力もあるので、少し時間かかります。そして、加齢と共に、そのスピードは弱まります。
それを少しでも早く心臓に戻るようにサポートするのがマッサージなのです。
そして、マッサージは抹消から心臓へ戻る方向、すなわち求心性に行うのが基本です。
その基本をしっかりマスターしたうえでマッサージを行なう事が、
とっても大事なのです。日本ボディーケア学院では、その基本をしっかりお教えすることに力を注いでいます。
日本ボディーケア学院
2009年07月06日 [記事URL]
マッサージスクールの基本は、正しいマッサージの知識、そして技術を教える事ですが、
マッサージを学ぶ環境を整えることも、マッサージスクールの責務だと思っています。
今まで神田で約4年間、業務を行なってきましたが、さらに生徒さんが集中して学べる環境をずっと
探していました。神田は確かに便利な所だったのですが、オフィス街のど真ん中にあり、
自由に出入りができるビルの中にあったので、よく講義中にセールスマンが急に入って来る事があったのです。
また、窓が大きく、またたくさんあるので、日差しはよく入ってくるのですが、冬の夜はとにかく冷えるのです。一時は、生徒さんに「湯たんぽ」を貸し出していたくらいです。
そんな事もあり、いろいろ探しているうちに、いいところが見つかりました。
それが新しい秋葉原の教室です。きっとこの教室でも、いろいろな思い出を作る事が出来ると思います。
本当に楽しみです。
それでは、ぜひ、新しくなった日本ボディーケア学院東京校にあなたもお越しください。
日本ボディーケア学院
2009年07月05日 [記事URL]
マッサージスクールや学校では、マッサージの方法だけを教えているように思われるのですが、当学院では、日頃のケアについてはお話するようにしています。では、今回はお風呂についてお話したいと思います。私は出来るだけ毎日、寝る前にお風呂に入るようにしています。もちろん、湯船にもしっかりつかるよう、心がけていますよ。
ご存知のように、シャワーで簡単に済ませてしまうより、湯船にしっかりつかった方が、体が楽になるからです。特に今のように昼と夜の寒暖の差が大きい季節などは、1日1回、全身をゆっくり温めてあげると、緊張がとれ、リラックスできますよね。しかし、残念ながらこんな時もあります。みなさんも経験があるかもしれませんが、 仕事が忙しくて時間がない時は、数分のシャワーで簡単に済ませたり、知らない間に寝てしまった時は、朝慌てて、シャワーで済ましてしまうんです。
でも、シャワーで済ませてしまった時は、昨日の疲れが残っていて、今一、すっきりしない事が多いのですが、あなたはどうですか?そこで、私はどうしてもシャワーしか、出来ない時は、こんな工夫をするようにしています。例えば、時間が無くて、シャワーでお風呂を済ませる時、まず、バケツを用意します。そして、便座に座り、バケツに少し熱いくらいのお湯を溜めて、そこに足を入れた状態で、シャワーで頭を洗うのです。すると、シャワーしか浴びなくても、足がしっかりと温まるので足の疲れや、むくみが少し解消されるのです。
私は特に、足が冷えやすいので、シャワーで済ませてしまう時は欠かさず、やっています。ところで、あなたは頭寒足熱(ずかんそくねつ)という言葉を聞いた事がありますか? これは、『頭を涼しくして、足を暖めましょう。』 という意味です。また、これが健康の基本だとも言われています。さて、当学院のベースとなっているのは東洋医学ですが、東洋医学では、体は「気」と「血」から出来ている。そして、このバランスが、整っている時は、健康である。と、言われています。
ここで、少しイメージして頂きたいのですが、「気」と「血」ではどちらが重いと思いますか? もちろん、実際に、比べる事は出来ませんが、あくまでイメージで、結構ですが、あなたは、どちらが重いと思いますか・・・? 恐らく多くの方が「気」が軽くて「血」が重い。と、答えてくださると思います。 そうです。それで正解です。 すなわち、気は軽いので頭に、そして、血は重いので足にあるのが、基本のポジションという事になります。 もちろん、本当はこれが絶えず入れ替わっているのですが、今日は、基本的な考えを中心に話を進めますね。 しかし、考えてみてください。今は、仕事でパソコンを使い、また、何かとストレスが多い社会。だから、自然と、頭に血が上っちゃいますよね。
実は、この「血が上る」って言う言葉も、東洋医学の考えから来ているのですが、頭に血が上ってくるので、当然、気と血のバランスが崩れちゃうわけです。 この状態では、いつか体に不調を感じることになるでしょう。その上でも、今日、お話したシャワーを浴びながら、足を暖める事は、東洋医学的にみても、正しいのです。 では、これを我々のテクニックで応用するには、どんなテクニックがいいと思われますか? それは、当学院の「経絡リフレクソロジー・コース」なのです。
当学院の「経絡リフレクソロジー」は、普通のリフレクソロジーの考えに、東洋医学の考え方を盛り込んだ、当学院独自の技術です。 これをマスターして頂くと、リフレクソロジーで「気」と「血」のバランスを整える事が、できるようになるのです。しかし、正しくマスターして頂くためには「経絡マッサージ・プロ養成コース」で、しっかり当学院の基礎を身につけて頂いてから、受講して頂くようにしています。 それでは! 日本ボディーケア学院
谷口光利
2009年07月04日 [記事URL]
ここ数ヶ月、テレビで「経絡リンパマッサージ」が取り上げられ、当スクールにも「経絡リンパマッサージ」についてのお問い合わせが急激に増えています。その中で、「経絡リンパマッサージをすればダイエットできるのですか?日本ボディーケア学院は、そのマッサージ方法を教えてくれる学校なのですか?」というご質問が、増えているのです。
確かに経絡リンパマッサージを受けると、リンパの流れがよくなるので、一時的に体のムクミが取れ、体のラインが引き締まる事は確かです。そして、同時に運動や食事制限にも気をつけてくださればダイエットを成功させる事は可能なので、ダイエット効果は、私もあると考えています。しかし、必ずしも「経絡リンパマッサージでダイエットできます」とは、断言できないのです。
また、日本ボディーケア学院はダイエットの方法をお教えするマッサージスクールではないので、その辺りは、今後も徹底してお伝えして行く必要がると考えています。
では、当学院が教えしている経絡リンパマッサージをここで簡単にご紹介しておきましょう。
まずは、私達が一番、重要視している事はリンパの正しい知識をマスターして頂きたいという事です。リンパマッサージを行なっているサロンや、治療院、また、それらを教えているマッサージスクールや、マッサージ学校はたくさんあります。ほとんどの方々は、正しいリンパの知識をお持ちのうえで、施術や教育をされていますが、時々、リンパの知識をあまりお持ちでないのに、それを行なわれている方がいて、私も少し心配しています。
その中でも、絶対はずして頂きたくない事は「リンパ液の流れを良くするためには、強い圧、すなわち強いマッサージは必要ない」という事なのです。
反対に強い圧を入れて、マッサージをすると、お客様の体調次第では、神経に損傷を与える事さえあるのです。
万一、そのような事があれば、お客様に多大なご迷惑をおかけする事になりかねないのです。
そんな事が起これば、正しい経絡リンパマッサージの普及に努めているサロン、治療院、マッサージスクールや学校の大きなマイナスとなります。
だから、経絡リンパマッサージを行なう場合は、絶対に忘れて頂きたくないのは、リンパマッサージの圧なのです。経絡リンパマッサージがテレビ等で取り上げていただき、話題になる事は、とても嬉しい事なのですが、あまり大きな期待を視聴者の方に持たせすぎて、最終的に「経絡マッサージなんて、意味のないものですよね」と、思われないように、今のうちに、経絡リンパマッサージの一般的な知識を少しでも多くの方に知っていただけるよ、地味ながら、当学院のサイト等でお伝えできれば、嬉しく思います。
日本ボディーケア学院
谷口光利
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