2009年11月01日 [記事URL]
「同じマッサージセラピストでも、マッサージが上手な方と、そうでない方がいます。
何故そのような差が生まれるのですか?」
当スクールの学院生から、このような質問をよく受けます。
それは施術の練習量の差、セラピストとしての経験の長さ、
あるいはセンスなど、あらゆる要因が考えられます。
中でも重要なのが、骨格や筋肉など、
解剖学をよく理解しているかどうか、という事です。
マッサージが上手な方の多くは、この解剖学を深く勉強し、
身に付けている方です。
では、どうして解剖学を身に付けていなければいけないのでしょうか。
それは例えて言うと、知らない町でも地図があれば
簡単に目的地が見つかるのと同じ事なのです。
マッサージをする際も、解剖学を身に付けていると、それが地図の役割を担い、
体のどこを、どの角度で、どんな力加減で、どの力の方向で
施術したらいいか、ナビゲーションしてくれるのです。
もちろん、それはその方の頭の中での話ですが、
解剖学を深く勉強している事によって、体の事が理解できているので、
体に適した正確な施術ができるのです。
逆に、解剖学が身に付いていないという事は、
地図を持たずに目的地を探すようなもので、
どこを進んでいいのか、何を目印にしたらいいか、
そのような事が全くわからず、勘に頼るしかない状況だという事なのです。
長い経験を積まれた人は、勘で施術を行うことも可能かもしれません。
しかし、これから経験を積んでいこうと思われている方は、
勘よりも、まずはしっかりと、解剖学を学んでいただく事が第一だと思います。
それがマッサージを上達させる一番の近道なのです。
日本ボディーケア学院
2009年10月30日 [記事URL]
あなたが学んだ知識や技術は、実際にお客様に対して
活用する事で、さらにパワーアップしていきます。
しかし、そのパワーアップした知識や技術は
あなた1人分のパワーしかありません。
整体学校で学んでいる最中ならば、
「こんな効果があったよ!」
「こんな使い方もあったよ!」
などと、生徒同士で情報を共有できますが、
卒業してからは、そんな機会が一挙に減ってしまいます。
それを防ぐ為には、学校で開催されるイベントに
常に気を配り、出来るだけ多く参加する。という事です。
ついつい、仕事が忙しく、参加出来なかったり、
後回しにしてしまいがちですが、
目の前の事ばかりに捕らわれるのではなく、
少し先の未来の為にも、考え、行動する必要があるのです。
もちろん、ただ参加するだけではダメです。
周りのみんなから大切な情報を得る為には、
あなた自身もパワーアップした知識や技術を提供したり、
整体をした結果のデータなどを出す事が必要なのです。
何事も、「GIVE&TAKE」が大切ですね!
日本ボディーケア学院
2009年10月29日 [記事URL]
今日も大阪は、天高く気持ちよい天気です。
そんな好日から「経絡リンパマッサージ」が始まりました。
今回は、5名の生徒さんが受講されます。
初日は、いつも講師やスタッフの自己紹介、それに続いて生徒さんの自己紹介です。
皆さん落ち着いて話されているようですが、例え数名でも、
人前で話をすることは緊張するようです。
私も毎回、自己紹介では緊張します。
もっと分かりやすく
もっと的確に
もっと親しみやすく
もっとユーモアも交えて
もっと・・・・
毎回毎回、反省します。
少しずつでも上手になっていくように、
日頃から考えながら話をするようにしています。
企画室
阪本光代
日本ボディーケア学院
2009年10月27日 [記事URL]
「独立開業を考えているのですが、経絡マッサージ、経絡リンパマッサージ、
免疫整体、どれをメインにして開業するのが1番よいでしょうか?」
「単価が高いイメージがあるので経絡リンパマッサージで
開業したいと思いますが、どうでしょうか?」
当スクールの説明会で、このようなご質問をよく受けます。
どの分野、手技で独立開業をするかはとても重要ですが、
『どれが1番か』『どれが儲かるか』という視点で独立開業を
考える事はお辞めになった方がいいと私は思います。
なぜなら、経絡マッサージ、経絡リンパマッサージ、免疫整体、
どれを柱にして独立開業するとしても、
まず、お客様から絶対の信頼を得る事が出来なければなりません。
そして信頼を得るためには、心を込めて施術しなければならないのです。
「経絡リンパマッサージが一番儲かるので、経絡リンパマッサージで
独立開業します」と考えられている方が、心を込めて経絡リンパマッサージを
する事ができるでしょうか?
「スクールで、免疫整体が独立開業には1番いいと言われたので
免疫整体で独立開業します」という方に信念はあるのでしょうか?
もちろん、独立開業するからには、しっかり儲けを出す事を
考えていく事は必要です。
また、時代に合った手技で独立開業する事も必要かもしれません。
しかし、それよりも大事な事があるのです。
それは心の底からその手技に惚れ込み、
いつも心を込めて施術する事ができるかどうかです。
そのような気持ちで毎日仕事する事が出来れば、
その気持ちが必ずお客様に伝わるのです。
その結果、お客様から絶対の信頼を寄せて頂く事ができるのです。
「だから私は経絡マッサージがしたい!」
「だから経絡リンパマッサージがしたい!」
「だから免疫整体がしたい!」という強い思いを持てるかどうか、
ぜひ、そこをまず考えていただきたいのです。
日本ボディーケア学院
2009年10月26日 [記事URL]
整体の技術を学ぶ時、何が一番大切でしょうか。
姿勢や、力の掛け方、または筋肉の付き方など、
様々な事が大切なのですが、それらを最大限、上手く活用する為に
まず、覚えなければならない事があるのです。
それが『施術の順番』なのです。
「そんな順番より、技術の方が大切だ!」
という声が聞こえてきそうですので、詳しく説明させて頂きますね。
もちろん、実際に学んだ整体を、学校を卒業してから、
お客様に施術する際には、順番を多少間違っても、
技術や知識を大切にするべきなのは、言うまでもありませんが、
スクールで整体を学んでいる最中となると、話は違います。
なぜなら、この順番をほったらかして、技術だけを習得してしまうと、
決まった時間の中で、整体の流れを作ることが出来ず、
お客様には満足して頂く事は難しくなるからなのです。
例えば、とても整体技術が上手く、知識も豊富なセラピストが
お客様に施術させて頂いたとします。
施術中、1つ1つの手技はとても上手いのですが、
順番がきちんと決まっていない為、
1つの手技が終わるたびに「次は何だったかなぁ?」と間が空き、
また、1つの手技が終わると「えぇ~っと、次は?」と間が空く。
この繰り返しとなってしまうのです。
どんなに優れた技術でも、これでは、お客様が
満足されるはずはありませんね。
そうならない為にも、しっかり順番を覚えてから、技術を習得する事で、
「流れるような、無駄の無い整体」を身につける事が出来るのです。
日本ボディーケア学院
2009年10月25日 [記事URL]
整体学校で講義が始まれば、時間の許す限り、
繰り返し、練習してください。
学校に入学当初は、誰でも「整体を毎日練習するぞ!」と
意気込んでいる事と思いますが、
1週間、2週間そして、1ヶ月と経ってくると、
だんだん、整体に慣れてきて、練習するのを辞めてしまう方が
いらっしゃいます。
その理由のほとんどは、「もう習得できたから。」
と自分で思ってしまっているからなのですが、
実は、ここに落とし穴があるのです。
「もう習得できたから。」と思っていても、練習を辞めた時から、
脳の中では、その整体技術の記憶がドンドン失われていってしまいます。
しかも、あなた自身が一番苦手とする技術から優先して
忘れ去っていくのです。
すると、どうなるか。
その一番苦手としている技術の記憶があいまいになり、
正しい手技では無くなってしまう。という事なんです。
これでは、折角、整体学校で学んだ技術が、卒業後、
活かせなくなってしまうのが、お判りいただけますか。
このように「繰り返し練習する」という事は、只単に、
整体技術を習得する為ではなく、定着させ、活用する為に重要だ。
という事を忘れず、取り組んで行きましょう。
日本ボディーケア学院
2009年10月24日 [記事URL]
当スクールのホームページをご覧になられている方には、
「将来、マッサージセラピストになりたい」「整体師になりたい」
と思われている方がたくさんいらっしゃると思います。
そんな方達に、将来マッサージセラピストや整体師になった時に、
注意して頂きたい事があります。
マッサージや整体について学ばれ、現場へ出られると、
お客様へ、健康についてのアドバイスもされるようになると思います。
その際、注意しないと、気がつかないうちにお客様に不安を与えるような
アドバイスをしてしまう事があるのです。
「このままだと大変な事になりますよ」
「ここも悪い、そこも悪い、悪い所が多いですね」
健康になってもらいたいと願い、アドバイスをしているつもりでも、
そのような言葉をかけられたお客様は当然、不安になってしまします。
たとえ、それが真実であろうと、私たちセラピストが
お客様に不安を与えて良いはずがありません。
また、健康について希望を与える役割のセラピストが
お客様に不安を与えたら、それは本末転倒です。
セラピストとは、お客様の気持ちを考え、その上で、アドバイスも
慎重にしていかなければならないのです。
将来、マッサージセラピスト、整体師になりたいと思われている方には、
この事をしっかりと覚えておいて頂きたいと思います。
日本ボディーケア学院
2009年10月23日 [記事URL]
整体を目指し、学校に入学を決めたときから、
意識していただきたいことがあります。
整体スクールに入学すると、家族や、たくさんの友人、仕事仲間から
色々な健康に関する事を、質問されるようになります。
なぜなら、あなたが整体学校に入学した瞬間に、周りの方々は、
あなたの事を「プロ」として、見る様になるからです。
これは、それだけ多くの方が、自分自身の健康について、
とても興味を持っている。ということなので、大変良い事なのですが、
実は、1つ大事な事があるのです。
周りの方から頂く質問に対して、あなたが答える「言葉」には、
プロとしての「責任」がある。という事を忘れないで頂きたいのです。
もちろんその質問が、あなたが知っている正しい知識の範囲内であれば、
ぜひとも、丁寧に答えて頂きたいのですが、
万が一、その質問に対する答えがわからない場合、
正直に「わかりません」と伝える事も、プロの大切な仕事なのです。
もちろん、ただ「わかりません」で終わらせるのでは無く、
このように答えてみてはどうでしょうか。
「正直にお話しさせて頂きますが、この質問の正しい答えは
今、私にはわかりません。
大変申し訳ないですが、一度、持ち帰らせていただいて、
きちんと調べてから、再度ご連絡させて頂いて宜しいですか?」
とお伝えし、その後にきちんと調べて、再度ご連絡するのです。
そうする事で、あなたはさらにセラピストとして、
信頼されるようになるのは、言うまでもありませんね。
日本ボディーケア学院
2009年10月22日 [記事URL]
日本ボディーケア学院では毎年、東京シティーマラソンの前身でもある
「東京夢舞マラソン」にマッサージボランティアとして参加しています。
今年も「東京夢舞マラソン」は11月11日に行われ、15名の学院生が
日本ボディーケア学院の代表として参加し、100名以上の
マラソンランナーさんにマッサージを行いました。
42キロを走りきった方への施術は普段なかなか行うことができませんので
毎年、学院生にとっても良い勉強になっているようです。
また、ランナーさんの中には
「去年、このマッサージを受けて気持ちよかったから、今年も楽しみにしてきました」
とおっしゃっる方もおり、私たちにとっても嬉しい限りです。
そして今回の「東京夢舞マラソン」では、多くの学院生が
『マッサージをして人に喜ばれる事が嬉しい』という
マッサージセラピストの原点を、改めて感じられたようです。
2009年10月14日 [記事URL]
先日の、とても気持ちいいお天気の日曜日に、「東京夢舞いマラソン」が開催されました。
フルマラソンでありながら、信号では信号に従い、疲れたら、もちろん歩いてもいいですし、
バスに乗っちゃってもいいという、のんびりマラソンです。
そこで当日、当学院の卒業生たちがマッサージボランティアとして参加しました。
何人も何人も、初めてお会いするランナーの方々にマッサージをして、
とても勉強させていただき充実した一日となりました。
今日は、そのご縁をいただきました相澤先生の事務所に、
お礼と打ち合わせに行って参りました。
また新しいボランティアについて、いろいろご意見を頂戴してきましたので、
さらに楽しい活動が広がりそうです。
日本ボディーケア学院
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