2011年11月28日
マッサージスクールでは、ふくらはぎの痛みを取る方法を
具体的にお教えする講義はありませんが、
セルフケアの方法をお教えすることはあります。
さて、2日間で≪ふくらはぎ≫の痛みを治した方法を
今日から具体的にお話して行きたいと思います。
まず、2日間で私が実践した事は次の4つです。
(1)固定
(2)温める
(3)睡眠
(4)腹六分目
今日はその1つめである「固定」です。
今回、私はランニングの途中に≪ふくらはぎ≫を痛めたわけですが、
その原因は次の2つにあると考えられます。
・ その日はいつもより寒かったので筋肉がほぐれるまで時間が必要だったのに、
準備運動もせずいきなり走り出した。
・ 10日間ほど、仕事が詰まっていたので走る事ができなかったので、
筋肉は少し弱っていた。
ここで2つの原因を上げましたが、つまるところ『筋肉の柔軟性が少なくなっていた』
というのが大きな原因ですね。
そして、ランニングしている時の衝撃に≪ふくらはぎ≫が、柔軟に対応できなかったので
筋肉を構成している細い筋肉の繊維が、簡単にいうと『断裂した』という事です。
『断裂した』という言葉は少し大げさですが、分かりやすいように、
ここではこのように表現するようにします。
そんな場合は、まず固定が必要です。
固定にはいろいろな方法があります。
・ギブスでの固定。
・テーピングでの固定。
・包帯での固定
・サポーターでの固定。
一番、がっちり固定できるのは、骨折した時などのギブスでの固定ですが、
これは実際、私達で出来るものでもないし、少し筋肉を痛めたくらいで
やるものでもありません。
しかし、筋肉を痛めた場合、サポータ―では弱すぎますし、
包帯での固定は、柔道整復師のようにかなり熟練したワザがないと、
筋肉の断裂を保護するのは難しいです。
次に考えられるのはテーピングでの固定です。
今回、私はテーピングでの固定を行いました。
では、明日は簡単なテーピングの固定についてお話します。
念のため・・・
私は柔道整復師でもあるので包帯での固定は得意中の得意です。
というか包帯は面白いです。
私は19歳の時、針灸の専門学校に通いながら、
ある整骨院にアルバイトに行っていました。
アルバイトといっても時給ではなく月給制で、当時3万円でした。
当時は「朝も夜も働かせといて月3万円かよ・・・」と、
いつも不満に思っていましたが、
その先生にこき使われながらも、毎日、学校では教えてもらえない事を
たくさん教えて頂く事ができました。
また、超ウルトラ遊びたかった年頃に、週末、遊べないくらい
へロへロになるまで働き、また勉強した事が私の起業家マインドを
養うきっかけにもなりました。
改めて感謝しています。
このお話をしながら、あの時、毎日、包帯の巻き方を練習させていただいた事、
また、それ以上に毎日、大量の包帯を洗濯して、それを毎日干して、
乾いたら全てを捲いて次の日の準備をしていた事を思い出しました。
「一体、いつまでこんな事を続けなければならないのか・・・」
と、あの時のやるせない気持ちも一緒に思いだしました。
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