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2009年07月05日
マッサージスクールや学校では、マッサージの方法だけを教えているように思われるのですが、当学院では、日頃のケアについてはお話するようにしています。では、今回はお風呂についてお話したいと思います。私は出来るだけ毎日、寝る前にお風呂に入るようにしています。もちろん、湯船にもしっかりつかるよう、心がけていますよ。
ご存知のように、シャワーで簡単に済ませてしまうより、湯船にしっかりつかった方が、体が楽になるからです。特に今のように昼と夜の寒暖の差が大きい季節などは、1日1回、全身をゆっくり温めてあげると、緊張がとれ、リラックスできますよね。しかし、残念ながらこんな時もあります。みなさんも経験があるかもしれませんが、 仕事が忙しくて時間がない時は、数分のシャワーで簡単に済ませたり、知らない間に寝てしまった時は、朝慌てて、シャワーで済ましてしまうんです。
でも、シャワーで済ませてしまった時は、昨日の疲れが残っていて、今一、すっきりしない事が多いのですが、あなたはどうですか?そこで、私はどうしてもシャワーしか、出来ない時は、こんな工夫をするようにしています。例えば、時間が無くて、シャワーでお風呂を済ませる時、まず、バケツを用意します。そして、便座に座り、バケツに少し熱いくらいのお湯を溜めて、そこに足を入れた状態で、シャワーで頭を洗うのです。すると、シャワーしか浴びなくても、足がしっかりと温まるので足の疲れや、むくみが少し解消されるのです。
私は特に、足が冷えやすいので、シャワーで済ませてしまう時は欠かさず、やっています。ところで、あなたは頭寒足熱(ずかんそくねつ)という言葉を聞いた事がありますか? これは、『頭を涼しくして、足を暖めましょう。』 という意味です。また、これが健康の基本だとも言われています。さて、当学院のベースとなっているのは東洋医学ですが、東洋医学では、体は「気」と「血」から出来ている。そして、このバランスが、整っている時は、健康である。と、言われています。
ここで、少しイメージして頂きたいのですが、「気」と「血」ではどちらが重いと思いますか? もちろん、実際に、比べる事は出来ませんが、あくまでイメージで、結構ですが、あなたは、どちらが重いと思いますか・・・? 恐らく多くの方が「気」が軽くて「血」が重い。と、答えてくださると思います。 そうです。それで正解です。 すなわち、気は軽いので頭に、そして、血は重いので足にあるのが、基本のポジションという事になります。 もちろん、本当はこれが絶えず入れ替わっているのですが、今日は、基本的な考えを中心に話を進めますね。 しかし、考えてみてください。今は、仕事でパソコンを使い、また、何かとストレスが多い社会。だから、自然と、頭に血が上っちゃいますよね。
実は、この「血が上る」って言う言葉も、東洋医学の考えから来ているのですが、頭に血が上ってくるので、当然、気と血のバランスが崩れちゃうわけです。 この状態では、いつか体に不調を感じることになるでしょう。その上でも、今日、お話したシャワーを浴びながら、足を暖める事は、東洋医学的にみても、正しいのです。 では、これを我々のテクニックで応用するには、どんなテクニックがいいと思われますか? それは、当学院の「経絡リフレクソロジー・コース」なのです。
当学院の「経絡リフレクソロジー」は、普通のリフレクソロジーの考えに、東洋医学の考え方を盛り込んだ、当学院独自の技術です。 これをマスターして頂くと、リフレクソロジーで「気」と「血」のバランスを整える事が、できるようになるのです。しかし、正しくマスターして頂くためには「経絡マッサージ・プロ養成コース」で、しっかり当学院の基礎を身につけて頂いてから、受講して頂くようにしています。 それでは! 日本ボディーケア学院
谷口光利
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