2009年07月10日
マッサージは治療という側面とリラクゼーションという側面があります。しかし、マッサージで治療という言葉を使うのは間違いです。この「治療」という言葉は本来、ドクターのみが使える言葉なので、マッサージを行なう人は、「施術」(せじゅつ)と言う言葉を使わなければなりません。但し、今回、マッサージの活用法について解説するために、あえて「治療」という言葉を使う事をまずご了承ください。さて、マッサージは筋肉をほぐす事によりまず血行がよくなります。血行が良くなる事により、コリや疲労も回復してゆく事ができるので「治療効果」を得る事ができるのです。その効果を得るためには、正しく筋肉にアプローチするテクニック、それを正しく実践するために骨や筋肉の付き方なども学ぶ必要があります。しかし、マッサージの治療効果を高めるためには、もっと大切な事があるのです。それは、マッサージを受けてくれるパートナーの事を深く思いやる気持ちなのです。「私のマッサージで少しでも楽になって下さいね」「私のマッサージで、あなたを癒してあげたい」そのような相手を思いやる気持ちが大切なのです。また、その気持ちがダイレクトにマッサージを受けてくれているパートナーに伝わるのがマッサージの面白いところであり、また、怖いところでもあるのです。という事は、あなたの大切な人に、あなたの思いを伝えたい時は、マッサージは凄く役に立つことを覚えておいて頂きたいのです。これは絶対、お伝えしたマッサージコミュニケーションとも深く繋がるところなのです。
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