2015年08月07日
整体スクール、マッサージ学校の今日の様子です。東京校では、昨日に引き続き、経絡リンパマッサージ・本科コースの講義が行われています。昨日、経絡リンパマッサージのリズムについて少しお話ししましたが、マッサージにおいてこのリズムはとても大切と感じています。施術が上手なセラピストは、最初から最後まで自分のリズムでマッサージをして、お客様を引き込んでコントロールしてしまいます。
そして、よく聞く話では、マッサージをしながらも、セラピスト自身が癒される、ということです。私のイメージとしては、マッサージをしながらそこに集中していくと、あたかもお客様と同化していく感じになり、自分の施術でお客様が癒されると自身も癒されていくのではないでしょうか。服やタオルの上からでも、さらに、皮膚をとおして、筋肉や骨格、そして気・血の流れを透視するように感じてマッサージをしていくと、マッサージすることに集中することができて、自然に良いリズムでマッサージをしている状態となります。
このようなマッサージを受けていると、本当に身体がリラックスできます。しかし、リズムが悪いマッサージは、練習ができていなくて、つまったり外れたりするピアノ演奏のようです。そんな演奏を聴いていたら、かえってストレスがたまってしまいます。マッサージ学校で施術の講義を受ける際は、DVD教材で予習をして、せめて手順だけでも頭に入れておかないと、有意義にマッサージの指導を受けることができません。マッサージのやり方や手順だけを覚えても、なかなかリズムよくスムーズにマッサージができるようにはならないものです。
Copyright© 2021 日本ボディーケア学院 All Rights Reserved.