2014年09月08日
マッサージ学校、整体スクールで開講しています講座の理論は、中医学の理論を取り入れています。その中でも当スクールの基本講座として位置づけています経絡マッサージ本科コースで、多くの時間を割いて中医学の理論をお話ししています。それらは、日常生活でも役立つ話も多くあります。また、そのように私たちの生活に根付いた習慣などを例に出してお話しした方が理解も早いと感じています。
さて、今日は中秋の名月ですね。この中秋の名月は毎年決まった日ではなく、旧暦の8月15日にあたる日となります。ご家庭でも、お団子やすすきや里芋をお供えしますが、元々は奈良から平安時代の初期に中国から伝わってきた習慣ということです。後に、秋の実りに感謝する意味を持つようになったようですが、現代の生活において、このように中国から伝わってきたものは多くあります。しかし、マッサージ学校で中医学の講義をすると、少し難しいイメージがあるようです。聞き慣れない言葉もありますし、日本にはない漢字も出てくることがあることも一因かもしれません。それを、出来るだけ身近に感じていただけるように、生活習慣と関連づけたりしてお話しします。
実際に、中医学はもっともっと日常生活に応用できるものと考えています。それで、「中医学実践会」という勉強会を作り、生徒さんを中心とした会員さんに、現代の生活に合うような中医学の話をしています。忙しない毎日ですが、時には夜空を眺めてゆっくり過ごす余裕が欲しいですね。そんな心の余裕がカラダにも良い影響を与えることは間違いありません。
Copyright© 2021 日本ボディーケア学院 All Rights Reserved.