HOME > 学院マメ知識 > マッサージ学校でカウンセリングを教える理由
2014年07月11日
マッサージ学校の経絡マッサージ本科コースでは、カウンセリングの講義があります。また、どの講座でも、後半になると決まった手順に則りながらも、お客様のカラダの状態やご希望に応じてマッサージや整体をするやり方にも慣れていっていただきます。また、今年から始めているホリスティック・パーソナルトレーニングにおいても、整体やトレーニングを始める前のカウンセリングを重要視しています。
これほど、カウンセリングに重きを置くのは、マッサージや整体が、単にカラダをほぐすものであったりゆがみを整えるためのものではないからと感じているからです。違う方向から見ると、お客様もそれだけを求めてマッサージサロンにお越しになるわけではないのです。もちろん、カラダをほぐしてもらったり、ゆがみを整えてもうらことが一番の目的であることも多いですが、それと同時に得られるものが実は大切だったりするものです。
情報が溢れ、時勢の流れが早く、奇怪な事件がはびこり、様々なハラスメントが言いはやされています。そのような状況で生活している私たちの中には、精神的に疲れている方が多くおられます。また、ご自身では気付かれてない方も多いですが、何らかの症状として表れていることもあります。当スクールの生徒さんたちが目指すセラピストは、マッサージや整体を通して、疲れたカラダのみならず、心に寄り添うことが出来るのです。人の感情や気持ちをすっかり理解することは出来なくても、理解しようと寄り添うことによって信頼が生まれ、受け入れられているという安心感につながり、いつの間にか精神が安定し健康になってもらえることを目指しています。
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