2014年05月25日
マッサージ学校の今日の様子です。東京校では、経絡マッサージ本科コースの週末クラスの7回目の講義が行われています。先週に谷口学院長から流注の講義を受け、生徒さんは、ますます中医学の面白さや奥深さをお感じになったようです。さらに、お聞きになった流注の内容を、現在、習得されている経絡マッサージに応用していければ素晴しい成果を上げることが出来ると思います。
しかし、それは1回、流注の講義をお聞きになっただけでは難しいかと思います。先週にお聞きになった流注の内容を何度も反芻し理解を深め、さらに、経絡マッサージを施術しならが、流注の内容を基に仮説をたて、経過をみて、仮説に対しての判断をする。というような経験を積み重ね、ようやく活かしていけるものだと考えています。
昨今は、すぐに効果が出たり、結果が出たりするものがもてはやされていますが、それに対しては少し違和感を感じています。特に、当スクールのようなマッサージ学校でお教えする内容は健康に携わることなので、慎重であることを常に意識してほしいと考えています。健康を損なうこと、信用を失くす事など、容易に取り戻すことが出来ないは多くあります。そして、それらは大変、重要であることが多いです。さらに、自分のものではなく、人のものを失くしてしまうことだってあるのです。これは本当に恐ろしいことです。お客様のカラダに触れさせていただくことに対して、初心を忘れず慎重を記していただきたいと思います。
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