HOME > 学院マメ知識 > 経絡リンパマッサージは日頃からの積み重ね
2014年01月30日
マッサージ学校の今日の様子です。東京校で、経絡リンパマッサージ本科コースの8回目の講義が行われています。今日が最終講義日となりますので、午後からは認定試験が行われます。筆記試験が1時間あり、その後、相モデルで施術の試験があります。
当スクールでは、施術試験を受験する生徒さん、つまり、経絡リンパマッサージを行う生徒さんが、モデル役の生徒さんをお客様としてベッドに案内し横になっていただき、軽擦から経絡リンパマッサージの施術を一通り行い、ホットタオルでオイルを拭き取り、服をお着替えしていただくようご案内するところまでを試験対象としています。その間のお声がけや細部にわたる配慮が行き届いているかなども、経絡リンパマッサージの施術同様、重要視しています。
それは、マッサージサロンで施術を受けられた方ならお分かりと思いますが、いくら経絡リンパマッサージが上手でも、対応に不適切なものがあれば一気に気持ちは下がります。もう二度と、経絡リンパマッサージをしてもらおうとは思われないでしょう。それほど、タオルの扱いや言葉使いに、お客様への気持ちや普段のマッサージセラピストの所作が表れてしまうものです。
逆に言えば、特に普段の所作は、当スクールで言えば2ヶ月の受講期間で修正できるものではありません。今までの何十年という積み重ねがあるので、一朝一夕で身に付くものではありません。しかし、気付いた時から直せば、意識するようにすればいいと思います。そのように一生懸命に気をつけようとしていることも伝わるのではないかと思っています。その時その時に出来ることを真摯に行うだけです。
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