柔よく剛を制す - 日本ボディーケア学院

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柔よく剛を制す

2013年07月30日

マッサージ学校で講義をしていると、

生徒さんから気付かされることがよくあります。

これも、そのうちの一つですが、

柔道の世界では「柔よく剛を制す」という言葉があります。

これは「しなやかさで力に対抗しそれを押さえ込む」

という意味です。

当スクールの整体コースの受講生で、

小柄な女性の生徒さんが無理な力を使う事なく、

１８０cmの男性のカラダを

自由にコントロールして練習している様子を見て、

正しく私たちの整体も、

この「柔よく剛を制す」という言葉が

ぴったりだと感じました。

そして、武道と整体には深い関係がある事を

改めて実感すると共に、

両方ともカラダに秘められた無限の力を

どのように活用するのかをマスターする事により、

その技の上達度合いが変わって来るのだな。

と、改めて実感しました。

ところで、

最近、私が積極的にカラダを鍛え始めた事が、

この事に改めて気付く

きっかけを与えてくれたのではないか

とも感じているのです。

というのは、最近、仕事の時間を工夫して、

また、効率を高め、

走ったり、泳いだりする時間を

必死で作るようになってから、

今まで以上に、

物事を多角的に見る事ができるように思います。

どうにもならない時間を好きな事に使うために、

脳をしなやかにして、工夫し行動する。

それが仕事の成果を上げる事に

つながっているのかもしれません。

これも「柔よく剛を制す」に通じるように思うのですが、

どうでしょうか？

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