2012年10月31日
マッサージ学校では、リフレクソロジーも
経絡リフレクソロジーというスキルアップ講座としてお教えしています。
よく「足ツボマッサージ」とも言われますが、
足の裏には「正穴」(せいけつ)と呼ばれるツボは
「湧泉」(ゆうせん)ただ一つしかありません。
ちなみに正穴とは、経脈のうえにあるツボの事で、
理論上、役割を明確に示す事ができるツボの事です。
だから「足ツボマッサージ」というのは、
実は、少しおかしい名前という事になります。
では、リフレクソロジーでは、
足の裏の何にアプローチしているのでしょうか?
それは・・・
反射区です。
中医学では「人間のある部位は、カラダ全体を投影している」
という考え方があります。
リフレクソロジーの反射区とは、
足の裏に人間のカラダが投影されているという事なのです。
だから、左足裏には心臓が、右足裏には肝臓があり、
足の肝臓に刺激を与えると、体内にある肝臓にも
刺激が伝わるという考え方です。
この反射区の考え方は、いろいろな所に応用されています。
有名な所では、耳ツボがそれですね。
また、手にも反射区があります。
そして、この考え方はその他の部分でも応用が可能です。
例えば、左の肩がこっていたら、右の腰にある中殿筋に
反応が出たりするのです。
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