「枠を外す」ことを教わる前に - 日本ボディーケア学院

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「枠を外す」ことを教わる前に

2012年04月21日

マッサージスクールの生徒さんに私は、

自己啓発のお話も機会をみてはお話ししています。

自分の「枠」とは、

「それは私にはできません」

とか

「それは私には不可能です」

と、今までの自分の力を基準に、挑戦する前から、

「私は出来ない！」と判断する事です。

経営コンサルタントや自己啓発セミナーの講師は

「あなたの枠を外すのだ！」

と、言ってクラインとや参加者にハッパをかけます。

そして、本人が「出来ない！」と、言ってるのに

「やる前から何を言っているのだ！」

「だから今の自分を変える事ができないのだ！」

と、迫って来るのです。

確かに多くの人は挑戦しません。

なぜなら、失敗するのが怖いからです。

「失敗するのが怖い、だからやらない」

という考えも私は正しいと思います。

しかし、コンサルタントや講師はあの手、この手で、

その「枠」を外させるよう働きかけてきます。

時には、火渡りをさせたり、瓦割りをさせたり・・・

これをやれば確かに「私にもできる！」という自信を持ち、

新しい事に挑戦する事が出来る人もいるでしょう。

しかし「枠」を外させるより

もっと、もっと大事な事があるのです。

今、多くの人が迷っています。

将来は一体、どうなるのか・・・と、不安でいっぱいです。

何とか今の状況を打開しなければ・・・

と、あせっています。

そして、その人達の中には、

「今の自分の状況は、自分が自分の枠を外せていないからだ」と、

感じている人もたくさんいます。

特に勉強熱心で、真面目な人がこの罠に陥りがちです。

そして、成功法則が好きな人や、成功法則の本から

「お前の枠を外すのだ！」と、言われ

「枠」をはず事に挑戦する事に燃え始めます。

そして、火渡りや、瓦割りで「枠」を外すコツを覚え、

新しい事に挑戦するのです。

しかし、いつの間にか大事な事をすっかり忘れているのです。

だから、「枠」を外す事ができ、新しい事に挑戦したとして、

また、その新しい事がうまく行ったとしても、

その人の心は満たされる事はないのです。

私は時々、

「谷口さんみたいに成功したいのです！どうしたら成功できるのですか？」

と、聞かれる事があります。

まず、私はまだまだ世に言う成功者だとは思っていません。

ただ、好きな事を仕事にして、毎日、楽しく生きています。

そう言う意味では、

成功者と言えるかもしれません。

だから、私のような成功を目指す方には、

次のように質問します。

「あなたが本当にやりたい事はなんですか？」

それさえ分かれば、必ず成功できます。

少なくとも私のように、

好きな事を仕事にして、毎日、楽しく生きる事ができます。

今、世の中にはいろいろな成功法則が溢れています。

それらを学ぶ事はいい事だと思います。

しかし、一番、大事な事は、

まず、

≪自分が本当にやりたい事は何なのかを知る事≫だと、

４７歳の春に自信を持って言えるようになりました。

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