2012年02月28日
マッサージスクールの実技講義でも、呼吸については注意するよう
常に指導していますが、呼吸はセラピストに限らず大切です。
今では骨盤矯正=ダイエット。
そして、ダイエット=体重減少。
というイメージを多くの方が持たれています。
そして、
「谷口先生のセルフエクササイズを行えば、
体重が減るのですか?」
というご質問をよく頂きます。
多くの方が私が考案したエクササイズに関心を持って下さって、
しかも、多くのご質問をして下さる事はとても嬉しい事なのです。
しかし、私達が行なっているセルフ骨盤矯正エクササイズ、
また、骨盤ボールダイエットでは、
残念ながら、実践して下さった全ての皆さんが
「体重減少する」
というものではないのです。
もちろん、このエクササイズで「体重が10キロ落ちた!」
という方もいらっしゃいますが、
まだまだ100%という訳ではありません。
しかし、
正しくエクササイズをマスターし、それを3週間続けていただければ、
70%以上の方が、
「ウエストが細くなった!」
「下腹がへっ込んだ!」
「体のラインがよくなった!」
と、いって頂けるようになってきました。
また、その方々の多くが体重はそれ程、変っていないけれど、
これらの変化を感じていただける事により、
「以前より、とても女性らしいカラダになれた!」
と、喜んで下さる声も同時にいただく事があります。
これからは
ダイエット=体重減少
だけではく、
ダイエット=「女性らしいカラダになる事」
というイメージが広がってきたほうが、より楽しいし、
より健康的ではないのかな。
と、私は思っています。
さて、私達のエクササイズが「より女性らしいカラダになれた!」
と言っていただけるポイントがあるので、
今日はそれをご説明しておきます。
それは・・・
呼吸です。
それは、腹式呼吸です。
特に、女性にはこの腹式呼吸の効果は絶大です。
なぜなら、多くの女性の方は、お腹ではなく
胸で呼吸する事が多いからです。
だから、お伝えするとおり腹式呼吸ができるようになれば、
それだけで「お腹」の筋肉を使う事ができるのです。
それではここから、一番、分かりやすいシンプルに行える
腹式呼吸のやり方をお教えしましょう。
まず、床、またはベッドの上向けで横になってください。
そして、両手を下腹に置き、
約5秒くらい、ゆっくり鼻から息を吸い、
約5秒くらい使って、ゆっくり鼻から息を吐いてください。
その時、、息を吸った時は、お腹、特に下腹を
大きくふくらませてください。
そして、吐く時には、お腹をぺっちゃんこ
になるように、息を鼻から吐き切ってください。
これを朝晩、ベッドやお布団の中で、
行ってみてください。
腹式呼吸のイメージを掴めると思います。
そのイメージが掴めてきたら。
ベッドやお布団以外、
例えば、仕事中などでも、この呼吸法を行ってみてください。
一週間くらい続けると、かなりお腹がへっ込んできます。
しかし、鼻から吸って、鼻から吐く。
というのが少し難しいと思う人もいらっしゃると思います。
そのように感じた方は、まずは鼻から吸って、
口から吐いて腹式呼吸のイメージを掴んでください。
そして、慣れてきたら、ぜひ鼻から吸って、鼻から吐く、
腹式呼吸に挑戦してみてください。
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