玉川温泉での経絡マッサージ修行〜その3
2007-06-12
2007-06-12 22:42:47
父に、お客様の予約を入れる段取りや周辺設備のことを教わり、隣の中居さんの控え室とフロントに菓子折りをもって挨拶。
私のことを認識してもらいこれで、ホテル内を白衣で歩いても怪しまれない状況となりました。
2時3分前。
「こんにちは〜野村です〜」(仮名)
第1号のお客様到着。
肩こりが辛いと訴えられました。
始めての場所で、始めてのお客さんということもあり、若干緊張しながらも「経絡マッサージ」を始めました。
そう、父からは施術についての指示は特に無かったので、私が行うのは必然的に「経絡マッサージ」です。
40分の中で、肩周辺をメインにした施術を行いました。
野村様は、50代前後の女性。
肩、首、肩甲骨はバキバキです。
要所要所、程よい圧加減を聞きながら、ツボと筋肉の起始停止をイメージしながら、ほぐしていきます。
30分弱上半身に時間をかけて、残りで下半身を流していきます。
流していくというと、手抜きをしてると思われるかもしれませんが、ここでいう流しとは、学院で習った下半身後面の基本パターンを施術していくという意味です。
短時間でも、足先まで一通り施術すると満足度が変わります。
多くの筋肉を刺激することで血行も全身的に良くなりますし、何より、重要な経絡にアプローチしていけるので「気」の流れも循環していきます。
一通り終了し、野村様が起き上がり「ぅあ〜、気持ちよかった〜!」と言ってくださいました。
それは、とても嬉しかったです。
始まってまもなく、おやすみモードに入られたのであまり会話はありませんでしたが満足そうに帰られたので、まずは良かったです。
そして、次はその30分後、「世界一周旅行を5回したのよ。。。」という神戸マダムがいらっしゃいます。
(つづく)