玉川温泉での経絡マッサージ修行〜その2
2007-06-07
玉川温泉での経絡マッサージ修行〜その2
2007-06-07 20:45:01
学院長にあいさつを告げて旅立った私は一人、車で夜の東北道を走りました。
翌日正午までに玉川温泉ホテルに到着すべくひたすら走りました。
東京から玉川温泉までは、およそ650キロ
途中仮眠をとり、現地へ着いたのがちょうど正午、盛岡からが結構遠く感じました。
どんどん山道に入り、奥羽山脈のど真ん中NHKの「どんど晴れ」でもたまに紹介される八幡平国立公園のもっとも?深い山の中に玉川温泉はあるのでした。
「来てしまった・・・」
河原沿いの仮設駐車場に車をとめ、降りると硫黄のにおいが鼻を突きました。
そして、マッサージルームを探し、父と対面「お〜。来たか〜」私は、ビックリしました。
そのマッサージルームは約3畳ほどで、部屋の真ん中にベッドが1台あるだけです。
収容人数700名を越える規模にしては、この体制でいいのかと一瞬思いました。
そして、立ち固まっていた私に父から思いもよらない言葉が・・・
「この部屋はお前の担当だ・・・」
「・・・??・・・??」
「私は、客室からの依頼だけやるから、ここは、とにかくやってみなさい・・・」
「やれと云うなら・・・やりますか・・??」と、予想だにしない展開となったのです。
まるで、泳げない生徒をいきなりプールに突き落として訓練する鬼コーチかと一瞬思いました。
そして、
「2時に予約入ってるから。それまでちょっと休めばいい」
さっそく、出番が決まっていたのです。
(つづく)