接客態度
マッサージや整体は元々、男の仕事と言う感じを私は今まで持っていました。日本ボディーケア学院のホームページにお越し下さったあなたは、もしかすると、もっと華やかなイメージを持ってくださっているかも知れませんね。しかし、私はマッサージや整体はやはり「治療」という言葉を使いたくなります。それは、マッサージや整骨の国家資格を持ち、病院等でも仕事をしたり、実際に、自分で鍼灸整骨院を経営し、各種健康保険を取り扱う仕事をして来たからだと思います。その頃・・・もう20年前になりますが、その時の仕事仲間はほとんど男性でした。またスタッフも事務の人以外は全員男性だったので、どうしても、マッサージや整体は男の仕事というイメージがもう、体の中に染み付いているようです。しかし、この10年くらいでマッサージや整体も「癒し」と言う言葉が出てきたお陰で、少しずつ女性の方も感心を持ってくださるようになり、今では、マッサージや整体の仕事もとっても彩り豊かな仕事になったようです。実際、日本ボディーケア学院の生徒さんは8割が女性の方で、「華やかな仕事」というイメージを持って、入学して下さる方が増えてきました。それは、今まで男の仕事としてやってきた私にとってはとっても嬉しい事です。また、同時に、我々のサービスを受けたいというお客様の層も変って来ました。ほとんどのお客様は、男性、または年配の方々で、20、30歳代の方々は本当に一握りでしたが、最近ではこの年代の方々が、大勢、私達のサービスを受けてくださるようになりました。そして、この年代の方々のご紹介により、今では40代、50代、時には60歳代の方々も我々のサービスを好んで受けてくださいます。このようなお客様の年齢層が大きく変った現在、私のようなバリバリの職人は、ある事に細心の注意を払わなければなりません。それは、接客態度です。私が整骨院を経営していた時は、街の元気なおにいちゃん」みたいな感じで仕事をしてきましたが、ここ数年では、それではいけないと思い、お客様と接する場合は、言葉使いにも細心の注意を払うようになって来ました。最初から「華やかなお仕事」として興味を持ってくださる方には、この事に違和感はないと思いますが、以前からこの仕事をやってきた方たちは、今一度、頭をリフレッシュして、少し「華やかな仕事」として認識されている事に気付き、自分自身をももう一度、作り直す必要があるかもしれません。
日本ボディーケア学院
マッサージスクール
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