セラピストに欠かせないチカラとは
マッサージ学校の今日の様子です。東京校で、経絡リンパマッサージ本科コースの2回目の講義が行われています。今日は冷えますので、部屋の暖房はもちろんですが、ホットシートも併用して、練習台になってくれている生徒さんが冷えないよう気をつけないといけません。
このように暖房を十分に効かせると、今度は空気が乾燥してきます。女性は特に乾燥には敏感ですので、加湿器も作動させています。夏は夏で大変なのですが、冬の経絡リンパマッサージは何かと気を配ることが増えてきます。
当スクールでは、小さくから自分でセラピストとして仕事をしていくこと、つまりマッサージサロンに勤めるのではなく、フリーランスでセラピストの仕事をすることをお勧めしていますので、講座でも単に理論や手技をお教えするにとどまらず、接客の細かいことまでお教えし、集客についての講座や勉強会があります。
お客様がいかにリラックしてくださるのかは、マニュアル化は出来ません。お客様によって対応を変えていく必要があるからです。そのようにお客様のご要望に沿って対応しますが、お客様が口に出してご要望してくださるかは分かりません。遠慮深い方も多いので「こうしてほしい」とは、なかなか言ってはいただけないのが実情です。
ならば、言葉の端々や所作、表情などによって汲み取ることになります。逆にお客様から言えば、口に出していないのに、分かってくれていると感じた時は本当に嬉しいものです。それが、さりげないほど素晴しいセラピストだと感動するのではないでしょうか?それは一朝一夕に身に付くものではありませんが、セラピストに欠かす事が出来ないチカラです。
マッサージスクール
日本ボディーケア学院