時代劇から骨盤矯正のヒント
マッサージ学校のSKK(セルフ骨盤矯正エクササイズ)インストラクターの
養成講座では、歩く練習もします。
そして、先日「カッコよく歩くためには腕を振ってはいけない」
というお話した所、
「腕を振らなければ歩けません・・・」
とか、
「腕を振って歩かないと頭が痛くなります・・・」
というご意見を数名の方より頂きました。
ご意見ありがとうございました。
しかし、どうやら、私の書き方が悪かったようですが、
「腕を全く振って歩かないでください」
と、言ったわけではなく、
「あまり大きく腕を振って歩かないでください」
と、お伝えしたつもりです。
腕を大きく振って歩くと、入場行進みたいな歩き方となり、
子供みたいでカッコ良くないです。
しかし、なぜ日本人は腕を振って歩く人が多いのでしょうか?
それは、まさに小学校の時の入場行進の練習が、
強く影響しているようです。
実は、昔の日本人は大きく手を振って歩いてはいなかったようです。
では、それはどこから分かるのか・・・
それは!
時代劇の映画です。
今までも何度か、映画のお話をしましたが、
私は日本の時代劇も大好きです。
特にここ数年、藤沢周平の小説がよく映画化されていますが、
これがまた素晴らしいです。
たそがれ清兵衛
蝉しぐれ
必死剣 鳥刺し
小川の辺(おがわのほとり)
どれも素晴らしい映画でした。
そして、どの映画もとてもリアルに作られています。
立ち居振る舞い、そして所作なども、かなり緻密に当時を
再現しているようです。
その中で主人公の侍達は、ほとんど腕を振って歩きません。
もちろん、これは刀をさして歩いているから。
と言う事もありますが、
刀を差していない時でも、腕を振って歩く事はありません。
ぜひ、チェックしてください。
ちなみに、
小川の辺(おがわのほとり)
では、主演の東山紀之さんが、山を歩くシーンがあるのですが、
ほとんど腕を振らずに山道を歩いています。
このような事からも、本来、私達、日本人は腕を大きく振って
歩いたりしていなかったようです。
では、いつから私たちは腕を振って歩くようになったのでしょう?
入場行進の時の練習で、なぜ腕を振って歩くよう
指導されるようになったのでしょうか?
それは、どうやら明治維新の時が始まりのようです。
このような事を深く研究してゆくと、
日本人の骨盤を矯正するには、どうすれば高い効果を上げる事ができるのか?
また自分で骨盤を矯正するにはどこに注意をしたらいいのかが、
よく見えて来るのです。
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