やりたい事リストと棺桶リスト
2012-07-08
マッサージ学校で行っていますセラピストビジネスの講義の中で、
目標設定の講義があります。
その時に行うことを思い出す場面があったDVDを先日みました。
そのDVDは「最高の人生の見つけ方」です。
主演はジャック・ニコルソンと、モ―ガン・フリーマンです。
ジャック・ニコルソンは、人の事など考えず、
ただ金儲けだけに集中し、大成功を収めた大富豪。
モ―ガン・フリーマンは、優等生で将来は学者になりたかったけれど、
大学生の時に結婚して、家族のために夢を捨て、
40年間働き続けた整備工。
二人は元々は全くの他人でしたが、それぞれが同時期に
癌になり偶然隣り合わせた二人部屋の病室で知り合うのです。
ある日、ベッドの上でモ―ガン・フリーマンが、大学生時代、
教授から教えられた「棺桶リスト」をメモに書き始めます。
この「棺桶リスト」とは、自分が将来やりたい事全て、
つまり、死ぬまでにやりたい事全てを書き出し、
それに向かって、人生設計を立てる方法です。
大学生時代は、大統領になる!とか、大富豪になる!
とかだったのに、
病室でやりたい事を全て書き出してみても、
全てが現実的な事だらけになってしまうと、
嘆いていた時、二人は同時にそれぞれのベッドの上で
癌による余命宣告を受けるのです。
それを聞いたモ―ガン・フリーマンは「棺桶リスト」を
書きなぐっていたメモを破り捨て夢も希望も無くしてしまうのです。
しかし、それを拾ったジャック・ニコルソンが、
「まだ、時間はある。これを全てやってしまおう!」
と、言って、二人で棺桶リストを作り直し、
最後の時を一緒に生きるようになるのです。
やりたかった事、全てをやりつくすために・・・
という感じの映画なのですが、
この中で、二人のやりたかった事、つまり「棺桶リスト」は、
死ぬまでに自分がやりたかった事を書き出すという作業で、
これは目標設定のセミナーをする時に、
私が必ず参加者の皆さんにやってもらう「やりたい事リスト」です。
つまり、自分が死ぬまでにやり遂げたい事を書き出し、
その後、それをやり遂げるための計画を立て、実行に移す。
こうすれば、どうやらほとんどの事を私達は達成する事ができるようです。
今回のDVDを観て、改めて目標設定の必要性を強く感じました。
そして、同時に健康であるからこそ「棺桶リスト」も充実し、
また、達成する事ができるのだと、健康の大切さと、
時間のスピードの速さを改めて感じたDVDでした。