筋肉や骨格を知る方法
2015-06-03
マッサージ学校、整体スクールの今日の様子です。
東京校では、経絡マッサージ・本科コースの講義が行われております。今日で4回目の講義となります。
当スクールの経絡マッサージの実技練習では、施術ベッドに胸当て(胸の下に敷くマット)を敷き、横になったモデル役の生徒さんの全身にタオルをかけてマッサージをしていきます。このような状態では、今まで人にマッサージをしたことがない方にとっては、服とタオルで筋肉や骨の位置がよく分からないのです。特に肩甲骨は、起きて立っている状態での肩甲骨の位置と、横になった状態での肩甲骨の位置は違います。当スクールの経絡マッサージでは肩甲骨の周りをマッサージする施術があるのですが、最初の頃は、モデル役の生徒さんの手を後ろ手にしてもらうと肩甲骨が浮き出ますので、そうやって肩甲骨の位置や形状を確認してマッサージをしています。また、筋肉のキワや割れ目に指を当てて経絡マッサージをしますが、その筋肉のキワや割れ目も最初は分かりにくいため、タオルを外して服の上から触って「ここかな?」とモデル役の生徒さんにも確認しながらマッサージの練習をしていきます。
このようなことは、全く初めてマッサージを勉強する方では当たり前のことで、マッサージをさせてもらうのも生徒さんなので、遠慮なく筋肉や骨の位置が形状を確かめてもらうのが一番です。身長や体格によって、また、性別によっても筋肉や骨格は違ってきます。それを服とタオルの上からでも透視するように把握できるようになるには、多くの方に対して練習させてもらうしかないのです。
日本ボディーケア学院